取締役の兼業はなぜOKなの?

ずっと疑問に思っていることがあります

それは、従業員の兼業を雇用契約において禁止している一方、取締役が複数社の取締役を兼務していることが多々あると言う事実です。

これ、一体何なんでしょうね。

職務専念義務とは?

従業員の兼業を雇用契約に置いて禁止している理由として、職務専念義務の欠如が挙げられます。職務専念義務と言うのは、つまり、一社に所属すればそこに全てを捧げ~よと言うことです。

その概念自体は理解・同意できます。

確かに2社所属をする事は単純に言えば、1社につき半分の労力しか出せません。従業員を雇う企業からすれば自分の会社に専念してもらう事は必須といえます。誰も「半分の労力ですが、がんばります!」と言う方を採ろうとは思わないと思います。

わからないのは、従業員には兼業禁止する一方で、取締役には禁止していない(むしろ兼業してる取締役がウジャウジャ居る)事実です。実際に取締役でたくさんの肩書きと収入源を持っている方はたくさんいます。

ダブルスタンダードじゃない?

例えば自社の取締役が別会社5社の取締役として就任した場合、単純に考えて労力は6分割されます。自社の利益のみを思うのであれば、従業員と同様、他の会社や組織で働く事は利益に相反するのではないでしょうか。

別会社の取締役でなくとも、社団法人や財団法人等の理事になるのも一緒です。当然のことながら自社取締役として仕事をする時間は減っていきます。

これってなぜ許可されているんでしょうか。法律的に許可をされている云々と言う話ではありません。職務専念義務という観点から見て、なぜ許可されているのかと言う事です。

従業員に対しては職務専念義務を掲げ、「一社に専念せ~よ」と言っている一方で、その会社の取締役は平然と兼業をして職務専念を放棄しても許されている事実。

私にはダブルスタンダードにも見えるこの謎の答えが全く判りません。

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