社長「皆の正直な意見を聞きたい」←はぁ?

「本音を言ってみろ!」

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ずっと不思議に思っていることがあります。

社長や取締役から「意見があったら正直に言ってみて」と言われる事が度々あるんですけど、あれ、正直に言うと本気で思って聞いてるんでしょうか?

銃口をこめかみに突きつけられてる社畜が正直に意見など言える訳がないですよね(笑)正直に言った一言で、万が一、経営者の気分を害したら目も当てられません。

だから大同小異、必ず忖度しますよね。明らかに空気を読めない人は別として普通の社畜は本音なんて語りませんし、まして耳障りな事はベロベロに酔ってても一切言いません。

なのにどうしてそんな事を聞いてくるんでしょうね。本音なんて語るわけないのに。

この顧客との取引が終了したら当社は終わるっていう大口顧客に対して社長が「正直に意見」が出来ないのと一緒です。そんなことも想像出来ないんでしょうか??

経営コンサルタントも一緒です。本音は言えません。引く手数多な余程の売れっ子コンサルタントを除けば、経営者から「お前は生意気だ!帰れ!」と言われるのだけは避けます。なので経営者が求めているような際どい本音なぞは聞ける由もありません。

正直な意見は尻軽な転職者に聞け

だから本気で正直な意見を聞きたい場合は「明日にでも転職しそうな社員は?」と問われたら真っ先に顔が浮かんじゃう人を、経営者は大事にするべきだと思います。

なぜなら「転職します」は経営者のこめかみに銃をぶっ放す行為ですから(笑)相手も銃口を突きつけてる状況でこそ「正直な意見」が聞こえるというもんですよね。

社畜は決して逆らわないから経営者には居心地良いでしょうけど

  • 男性で妻子持ちです
  • 子どもは高校生と中学生の3人兄妹です
  • 他社で通用するスキルは特にありません
  • 役職と年収はそれなりに高いです
  • 考える力や行動力はありません
  • 40歳です
  • 家のローンがあります
  • 長時間残業はドンと来い!です
  • 残業代要りません

みたいな人に周りを固められていれば、「組織のホンネ」なんて全く聞こえない裸の王様になっているのは当たり前ですよね。

経営者にはそういう危機感が無いといけないなーとつくづく感じます。

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