実際に自己分析を他人にやらせてみた結果

前回「自己分析を自分でなんて出来ない!他人に分析をしてもらうのが道理」とお伝えしましたが、実際に同僚3名に私の自己分析をやってもらいました。

自分でやる性格診断に意味あるの?
皆さんこんにちは! 就活でも良く語られる「自己分析」ですが、就活でなくても「自分はどういう人間なんだろう?」と、気にする事は誰でも有る...

簡単に言うと「ONIKUMAになったつもりで、自己分析表を記入してみて!」と頼んだのです。

すると案の定、自己分析と他人評価のズレが次々と明らかになり、いくつか面白いこともわかったので共有します。

ジョハリの窓

みなさんはジョハリの窓というものをご存知でしょうか。これを元に説明をすると、分かりやすくなるのでここで紹介します。

簡単に説明すると、自分には

  1. 「開放」…自分は知っていて、他人も知っている自分
  2. 「盲点」…自分は知らないが、他人が知っている自分
  3. 「秘密」…自分は知っていて、他人は知らない自分
  4. 「未知」…自分は知らないし、他人も知らない自分

の4つがあり、今回の他人分析のキモは 2 を認識する事にほかなりません。

1 自分は知っていて、他人も知っている自分

他人に自己分析をやり、自分でも自己分析をやる事で、他人も自分も同じ回答をした項目があります。↓の部分です。項目を具体的に上げていきます。

【私もみんなもYES!】

  • 得た知識や情報をよく考えて分析することが好きだ。
  • いつもいろいろな可能性をさがしている。
  • 一段上の目標を設定し、自己を向上させるために努力する。
  • 社交的で周囲にも自分にとっても楽しい場を作ろうとする。・・・など

【私もみんなもNO!】

  • 用心深く、いろいろなことを気にかけたり心配したりする。
  • 自己主張することをせず、人の言いなりになるきらいがある。
  • 自分の感情や気持ちを率直に表現することは苦手だ。
  • どんな結果を出すかより、一緒にやる仲間の気持ちを優先させる。・・・など

これらの要素は私とみんなの認識のズレがない部分です。つまり、間違いなく回りに思われている印象であると同時に、自分でも認識している特徴になります。

これらの特徴は自他で一致しているので、その特徴が好きならば、自信持って前面に押し出しても問題ないし、面接の場で堂々と述べても大丈夫でしょう。面接官が「ほんと??」と疑うことは少ないはずです。

他人評価と自己評価が一致する項目数が多ければ多いほど、自己プロデュースが上手くいきそうですね!

2 自分は知らないが、他人が知っている自分

今回の目玉です(笑)

実際に回答結果を分析してみて、「え?!わたしって、こういう風に見られてたの?!びっくり!!」みたいな事も分かり、すごくタメになりました。

【私はYES!みんなはNO!】

  • 波風の立ちそうな状況からは身を引こうとする。
  • ゆったりとしたペースが好きで、慌てることは少ない。
  • ほどほどの出来栄えであれば、まあいいかと思える。
  • 親切にしたことに対して反応が返ってこないと気分が悪い。

以上が、3人中3人ともNO!と答えている項目ですので、まず間違いなくそういう印象は無い!と感じられているのでしょう。だけど・・・わたしは「困難に立ち向かう不屈の職人」的なイメージを皆にもたれてるんでしょうか。そんな人ではないと思うんだけどなぁ・・・。

【私はNO!みんなはYES!】

  • 段取り上手で、手際よくなんでもそつなくこなすほうだ。
  • 人に頼らなければならない状況は好まない。
  • 決められているルールや約束はきちんと守る。
  • 感情に振り回されることは少なく、冷静で客観的である。
  • 自分がやり手であるというイメージを持ってもらうことは大切だ。
  • 顔にはださないようにしているが、イライラすることが時々ある。

意外に仕事まじめで、冷静にテキパキこなすタイプに見られてるのかねぇ~。段取りとかほんっと苦手なんですけどね。。。

大事なのは、これらの要素は私自身が認識しない内に相手に伝わってしまっているということです。

「自分がやり手であるというイメージを持ってもらうことは大切だ。」のように、あまり他人に与えたくない印象があった場合にそれを改善する必要があります。そのためには「謙虚な姿勢を見せる」という解決策があるでしょうか。

他人が持つ私の印象を操作することは容易ではありませんが、折を見て「謙虚な姿勢を見せよう」と努めていけば、着実に周りの評価も変わってくると思います。

3「未知」も 4「秘密」も不要

自己分析で「他人は知らないが自分は知っている自分」と「他人も自分も知らない自分」を探ることは意味がないと思っています。理由は前回書いたとおり、無意識に包まれている自分を意識的に振り返ることは不可能だから。

また、仮に他人の知らない本当の自分を探し当てたとして、それは1円の得にも損にも、何にもなりません。「おれは本当はこんなやつなんだ!(ニカッ!)」と独り部屋で笑うくらいしか使えません。

他人から隠れた自分は他人に認識されていない以上、他人からしてみれば無いのと一緒です。だからこの部分を認識したところで、お金・地位・チャンス・幸運など人から与えられる全ての物に左右されないのです。

なお、今回の自己分析を他人にやらせる方法に於いて、他人評価によって○や×がバラバラで統一した意見が出なかった設問については本当の自分を現しているのかどうか信頼性が薄いので、考慮しませんでした。

それよりも評価した他人全員が○を付けた、×を付けた項目こそ、非常に信頼度が高い他人から見た自分なのです。

自分と相手との距離感によって違う結果になる(はず)

今回回答いただいたのは勤続5年前後の30代男性で比較的親しい方ばかりです。

今回の試みは試験的なものなので、似たいような属性の親しい人にしかオファーできませんでしたが、もちろん色んな人にやってもらった方が絶対に面白いはずです。

  • 親しい/疎遠
  • 男性/女性
  • 営業系/技術系/総務系
  • 若年/中年/壮年/老年
  • 平/主任/課長/部長
  • 日本人/外国人
  • 新人/ベテラン/エース

こういった要素を満遍なく取り入れてある程度の回答数を集められれば、「自分に対する他人評価の傾向」が見えてくると思います。

若い人には共感力が低く見られているが、年上には共感力があるように見られている、とかね。

是非やってみたいのは「親しくない人」「初対面の人」に回答をもらってみることです。親しい人に共通する「私の特徴」と親しくない人に共通する「私の特徴」を比較すれば、私自身をどのように認識してもらえば親しくなれるのかが分かるかもしれません。

勝手に他人を評価して対策する

今回使わせて頂いたサイトはこちらですが、これはもちろん自己分析用に使う想定がされていますが、他人を勝手に分析してみても得るものが多いです。つまり「あの人なら、どう答えるだろう?」と考えながら、自分で回答するわけですね。

http://shining.main.jp/eniatest.html

実際にやって頂ければわかるんですが、90問全て入力すると

  • 「達成者」「芸術家」などの大まかな性格傾向
  • こだわり
  • 決してしないこと
  • されて嫌なこと

などがフィードバックとして返ってきます。それがかなり具体的なので、大変参考になりました。実際に職場でど~~も合わない人がいるので、その人になりきって自己分析を行ってみました。

結果として・・・

  • タイプ:「調停者」
  • こだわり:「平和」「安らぎ」「思いやり」
  • 決してしないこと:「関係をわざと壊すこと」「やじうま」「大声で怒る事」
  • されてやな事:「不本意な変化を強要される」「存在を無視」「頑張ってるのを評価しない」

が分かりました。うわ~~~~!されてやな事を全部やってる気がする!!!それは気が合わなくても当然ですね・・・ちょっと反省。

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