定期代を時間で変動させれば残業が減る

良い点3.職場近隣居住者に手厚い住宅補助

通勤で30分しか掛からない者は基本的に1時間分だけ時間定期を買えば済みます。一方で、1時間30分掛かる者は最低で2時間分の時間定期を買う必要があります。単純に考えれば倍の費用がかかります。

今は区間と期間によって定期代が左右されますが、これが通勤時間によっても左右されるようになるわけです。そうなると、遠く住んでいる者・通勤時間が長い者の定期代が更に重く人件費にのしかかってくる事になります。

通勤時間は基本的に何も企業価値を産んでいない無駄な時間なわけですが、その費用が益々上がってしまうわけです。

であれば、職場近隣居住者への住宅補助を増額し、職場の近くに住んでもらう。そして残業代を払っても1時間早く出社してもらい価値の生産に努めてもらった方が、人件費増を考えてもトータル的には割に合うと考える企業も出てくるはずです。

今は労働者が職場近くに住んでいようとも、遠くに住んでいようとも、企業のインセンティブがほとんど働いていない状況です。これを、遠くに住んでいる労働者を雇う事に対して負のインセンティブが増す事で、家賃が安い郊外に住む労働者の正のインセンティブと相殺させるのです。


以上、時間単位で定期を売るということについて、人事的側面から考えてみました。

もちろん電車遅延した時のオペレーションが煩雑になる、とか、改札を出る時に時間超過した場合はどの区間分払うか、労働者に対しての不利益変更に当たらないか、など、私案に問題がある事は100も承知です。

ですが、人口減が加速する日本では労働者の生産性向上は喫緊の課題であって、勤務時間・勤務場所・通勤時間という暗部に本質レベルで考える為に、乗車時間で定期代を変えるというのは非常に効果的だと思ったのです。

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